インビザライン治療成功のカギ その2
インビザライン治療成功のカギ その2
2022/05/ 5
インビザライン治療成功のカギ その2
前回、インビザライン治療成功のカギ その1をお話ししました。インビザラインは、マウスピースを交換して徐々に歯並びを改善していく装置なので、装着しなくては歯は動きません。前回一日22時間装着した場合と17時間装着した場合を比較しましたが、その差は歴然としていました。
17時間つけるのと22時間つけた場合でその効果の差はわかりましたが、マウスピースをただ入れている状態と、しっかりと入れている状態でもその効果は違ってきます。マウスピースをしっかりとフィットさせるのに効果的なのが、アライナーチューイーというアイテムです。下図参照
アライナーチューイーを噛むことで、マウスピースと歯を密着させることが出来ます。インビザラインはマウスピース交換して歯を動かしていくため、装着時間も大切ですが、マウスピースが歯とフィットしていることもとても大切になります。少しでも浮いたり隙間があったりすると、歯が計画通りに動かないことがあります。
インビザライン矯正治療を進めていくには、マウスピースと定期的に交換していきますが、交換した当日から3日間はマウスピースがちょっときついため、20分くらいかけて全体にマウスピースがフィットするように奥歯から前歯にかけてまんべんなくしっかりと噛むようにしてください。その後は数分で構いませんが、できるだけ装着するときは毎回使用することをお勧めします。
前回と今回をまとめると、一日22時間装着し、しっかりとアライナーチューイーを噛んでマウスピースを歯にフィットさせることが、インビザライン治療を成功させるための必要最低限のことだと考えます。
次回は私の考えるインビザライン治療成功のカギ その3をお伝えします。